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怒りの裏にある感情を、子どもの習い事の中から娘とともに学ぶはなし

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こんにちは!kimiさんです!精神科訪問看護師として、日々子育て中のご家族と向き合う中で、子どもたちの成長とパパママの悩みをたくさん見てきました。そんな中で、最近あった出来事が、子どもへの接し方や、怒りの裏にある感情について改めて考えさせられるきっかけとなったのでお話しします。

スポーツ習い事での出来事

11歳双子の娘と息子を持つ私にとって、彼らがスポーツに打ち込む姿は大変な中にも楽しみもあります。土曜日、試合を観戦していたのですが、ある出来事が起こりました。

チームメイトのパフォーマンスにミスがあり試合の流れが悪くなってきた場面で、監督が感情を爆発させ選手を叱責する場面がありました。

その光景に、周囲は凍りつき、チームメイトは不安そうな表情を浮かべ、選手は泣き訴えていました。監督自身も審判から注意を受けていたようです。

娘の反応と、伝えたいこと

この出来事を目の当たりにした娘は、監督に対して強い嫌悪感を抱いた様子でした。厳しい指導の裏にある、監督の焦りや期待、そして愛情を理解できない幼い娘には、ただただ暴力的な行為として映ったのでしょう。

しかし、私はこの出来事を単なる暴力的として捉えるのではなく、監督の怒りの裏にある感情を理解し、娘にもそれを伝えるいい機会だと考えました。

怒りの裏にある感情とは

「怒り」は、必ずしも悪い感情ではありません。むしろ、何かがうまくいっていないというサインであり、大切なメッセージでもあります。

今回の場合、監督はチームの勝利への強い思いや選手への期待感から、つい感情を抑えられなくなってしまったのだと思います。

しかし、その気持ちを伝える方法として、暴力的になることは決して許されるものではありません。その時自分の感情をコントロールしなければ相手チームにもその焦りを見せてしまう状況。他のメンバーにも感情が伝染してしまいます。感情を露わにしても何一ついいことはありません。

また娘に関してはその監督の怒りの感情だけを切り取り嫌悪感を抱く状況は良くないと感じました。

子どもに伝えたいこと

この出来事をきっかけに、娘には次のようなことを伝えたいと思っています。

  • 怒りは誰でも抱く感情であること。
  • 怒りの裏には、様々な感情が隠されていること。
  • 感情的にならず、自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さ。
  • 暴力は決して問題解決の手段ではないこと

まとめ

子育てにおいて、子どもに怒りをぶつけてしまうことは誰にでも起こり得ることです。しかし、そこで大切なのは、自分の感情をコントロールし、子どもに適切な方法で接することです。なかなか感情のコントロールは簡単なことではありません。でもその時に是非「怒りの裏側にある意味は?」と切り替えてみるのもいいかもしれません。

今回の出来事を考えた時、親も子も「怒り」について考えるいいきっかけになりました。

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