
こんな悩みありませんか?
雨の日や猛暑の日、どう過ごすか毎回悩んでました。家の中で6歳児が飽きない遊びって本当に難しいんですよね…
うちも6歳の頃は双子だったから遊び相手はいたけど、性別も違って、遊びたいことがかみ合わず喧嘩になることもよくありました^^;
6歳といえば、まだまだ遊びたい盛り。でも同時に、「つまらない!」「ヒマ!」の声が急に増えてくる時期でもあります。
外遊びができない雨の日、真夏や真冬の気候、感染症が流行する時期…室内でどう時間を過ごすかに悩むご家庭は多いのではないでしょうか?
・6歳児にありがちな「室内遊び」に関する悩みとは?
・我が家の双子(男女)の体験談から見えた、遊び方のヒント
・今すぐ試せる!6歳児が夢中になる室内遊びアイデア

6歳という年齢は、幼児期と小学生のちょうど中間。
保育園や幼稚園では年長さんとしてしっかりしてきたように見えても、家ではまだまだ「遊び」が中心の生活。
とはいえ、6歳になると“遊び方”にも変化が出てきます。
これまでは親が主導で用意したおもちゃや絵本、遊びのパターンでも満足していた子どもたちが、次第に「つまらない」「他に遊びないの?」と口にするようになり、親としてはこうした悩みが浮かび上がってきます。
よくある悩みと状況の説明

◆ よくある悩み①:遊びがワンパターンで飽きてしまう
6歳になると、単純な積み木やお絵かきでは物足りなくなってきます。
同じ遊びばかりだと、「またこれ?」「つまらない!」という声が頻発。
でも、新しい遊びを一から考えるのは、親にとっても毎回大変です。
◆ よくある悩み②:兄弟姉妹と遊ぶもケンカばかり
きょうだいがいるご家庭では、年齢差や性格の違い、性別の違いから、「遊び方が合わない」「主導権争いになる」ことが多くなります。
6歳は自己主張が強くなり、相手の気持ちに配慮する力はまだ発展途上。些細なことで口論や取っ組み合いになることも。
◆ よくある悩み③:テレビやゲームに頼りすぎてしまう
どうしても室内遊びに困ったとき、手っ取り早く「YouTube見てていいよ」「Switchやってていいよ」となりがち。
しかし、「長時間メディアに触れさせたくない」というジレンマを抱えている親御さんも多いです。
◆ よくある悩み④:親の関与が多く、疲れてしまう
6歳児は「見てて!」「一緒にやって!」が多く、自由時間が取れずにイライラする親も。
つきっきりで遊び相手をすることに限界を感じ、「一人で遊んでほしいけど無理…」という声もよく聞きます。
◆ ◆「6歳児 室内 遊び」が求められるシチュエーションとは?

- 雨や雪の日など外出ができない時
- 夏の猛暑・冬の寒波で屋外が危険な時期
- 感染症流行で外遊びや外出を避けたい期間
- 在宅ワーク・家事などで外遊びの時間が取れない日
6歳児は、「自分の世界観」を持ち始める反面、まだまだ親との関わりが必要な時期です。
この微妙なバランスが、「室内での過ごし方」を難しく感じさせる原因なのです。
kimiさん体験談

双子育児で気づいた、6歳児の“遊び”にまつわるリアル
わが家の双子が6歳のころは、ちょうど小学校に入る前のタイミング。
「遊び」と「学び」の境界があいまいなこの時期、家での過ごし方には本当に悩みました。
◆ 双子でも性別が違えば、遊び方も全然違う!
うちは男女の双子だったので、一緒に遊ぶときもあれば、まったく違う世界にいるときもありました。
娘はおままごとに夢中で、ぬいぐるみとおしゃべりしながらお料理ごっこ。
一方の息子は、戦隊モノや怪獣のフィギュアを並べてヒーローショーごっこ。
そんなふたりが同じ空間で遊ぶと、自然と“世界観の衝突”が起こるんです(笑)。
たとえば、
娘「ご飯が出来ましたよー!」
息子「ガオーー!バクッ!(怪獣が料理を破壊)」
娘「もう!やめて!!(号泣)」
という流れ、何度繰り返したことか…(苦笑)
◆ 遊びの主導権争いは、成長の一歩でもある
「自分のやりたいこと」を言葉にして、相手に伝える力。
これはまさに6歳児が発達の途中にあるスキルです。
でも現実には、「貸して」「いやダメ!」「やりたかったのに!」とぶつかる場面の連続。
双子だったことで常に“遊び相手”がそばにいた分、喧嘩の回数も多かったと思います。
親としては、「またケンカしてる…」とうんざりしそうになりますが、今振り返れば、これは人との関わり方を学ぶ大切な機会だったなと感じています。
◆ 遊びの“管理者”を降りて、見守ることも大事

最初のうちは、仲良く遊んでほしくて「こうしたら?」「順番に使ったら?」と仲裁に入ってばかりいましたが、だんだんと気づいたのです。
「親が全部仕切ると、子どもが自分で調整する力を育てられない」と。
だからこそ、途中からは「ちょっと距離を取って見守る」ことを意識しました。
もちろん、暴力や一方的な意地悪には介入しますが、それ以外の衝突はある程度放っておく。
すると、少しずつ“譲る・待つ・話し合う”力が育ってきたように思います。
6歳児が夢中になる!室内遊びアイデアと親の関わり方
6歳児の室内遊びで大切なのは、「自分で考えて展開できる遊び」と「親の関わりすぎない見守りスタンス」の両立です。
以下、実際に我が家で効果的だった遊びと、その関わり方の工夫をご紹介します。
◆ ① ごっこ遊び(+αの工夫で発展型に)
【具体例】
- お店屋さんごっこ(おもちゃのお金や商品を使って)
- お医者さんごっこ(ぬいぐるみを患者に)
- レストランごっこ(紙でメニューを作成)
【ポイント】
→ 大人が“お客さん役”で入ると盛り上がりますが、主導権は子どもに。
→ メニュー表やレジなどを子ども自身に作らせると「創作意欲」も育ちます。
◆ ② 身体を使う室内遊び(エネルギー発散に)
【具体例】
- 新聞紙ジャンプ台(新聞を折って山にし、ジャンプ台にする)
- 椅子トンネルやクッション山越え(簡単なアスレチック)
- バランスゲーム(片足立ちやフラフープ渡り)
【ポイント】
→ 家具の配置を少し工夫するだけで「冒険の舞台」に。
→ 雨の日でもしっかり体を動かせます。

◆ ③ 制作系遊び(集中力と達成感UP)
【具体例】
- 折り紙や工作(武器やお弁当づくり)
- 紙コップ・ストローでピタゴラ装置づくり
- 段ボールや空き箱を使った秘密基地
【ポイント】
→ 材料を「選ばせる」「組み合わせさせる」ことで、自主性が高まります。
→ 完成したものを飾ると自己肯定感もUP。
◆ ④ 知育系・頭を使う遊び(集中しやすい)
【具体例】
- パズル、迷路、ボードゲーム(すごろくなど)
- カタカナ探しや言葉あそび
- 時計合わせやお金遊び(就学前の準備にも)
【ポイント】
→ 勉強っぽく見せず、ゲーム感覚で。
→ 「1人でもできる時間」を少しずつ伸ばす練習にも◎

◆ ⑤ “親が参加しなくてもいい遊び”の準備をしておく
常に遊び相手をするのではなく、「準備だけしてあとは任せる」スタイルもOKです。
たとえば、
- ぬいぐるみや人形の家セットを出しておく
- 自由工作コーナーを作る
- 好きな絵本を並べて読み聞かせタイム風に
→ こうした“きっかけ”を用意することで、子どもが自分から遊び始める確率が高まります。
◆ おまけ:ケンカの仲裁に入る前に考えること
6歳児は「人と関わる経験」を通じて、折り合いのつけ方を学んでいきます。
すぐに仲裁に入らず、“見守る時間”を設けることで、子どもたちは少しずつ関係性の調整を学びます。
→ とはいえ、感情が爆発しているときは「深呼吸」「時間を区切る」などの介入が必要な場合もあります。
→ 「ケンカの終わり方」を一緒に練習するのもおすすめです。
まとめ、読者へのメッセージ
「遊び」の中に、子どもの成長の種がある
6歳という年齢は、心も体もぐんぐん成長する時期。
外で思いきり遊べない日が続くと、「どうやって家で過ごそう?」と親の側が焦ってしまうこともありますよね。
でも、室内遊びの中にも子どもにとって大切な「学び」や「関わり」がたくさん詰まっています。
我が家の双子もそうでした。
遊び相手がいるからこそ生まれる楽しさとぶつかり合い、性別や興味の違いからくる葛藤。
それらを通して、少しずつお互いの世界を知り、折り合いのつけ方を学んでいったように思います。
今日からできる、ちょっとした工夫
- 遊びのネタを“準備”して、あとは見守る
- ケンカは“学びの場”ととらえ、すぐに解決しない
- 一緒に遊ぶ時間と、ひとりで没頭する時間のバランスをとる
親が全部を完璧にこなす必要はありません。
むしろ、ほどよい「手抜き」と「余白」が、子ども自身の想像力や社会性を引き出します。

子どもが夢中で遊ぶ姿、成長していく姿は、ほんのわずかな日々の積み重ねの中にあります。
焦らず、比べず、あなたの家庭に合ったスタイルで、親子の時間を楽しんでくださいね。
今日も、あなたとお子さんにとって、穏やかで楽しい一日になりますように。