
「こんなお悩みありませんか?」
「うちの子、言わなきゃ全然やらない…」
「毎日の『勉強しなさい』に疲れてきた」
「私も…でした」
実は、私自身も子どもの頃は自分から机に向かうタイプではありませんでした。テスト前になってようやく焦る…そんな子どもでした。そして今、親になって感じるのは、「我が子にも同じニオイがする…!」ということ(笑)
長女は全く自分からやらないタイプ。長男は必要最低限はやるけれど、こちらとしてはもう一歩自分から動いてほしいなと思ってしまう…。でも、「勉強しなさい」と言えば言うほど関係が悪くなる気もして、悩ましいところです。

「どうしたら、うちの子も自分から勉強するようになるんだろう?」
「親がガミガミ言わなくても自然に机に向かう子って、どう育てられてるの?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
「自分から勉強する子」というのは、まさに親の永遠の憧れ。ですが現実は、
・気がついたら遊んでばかり
・宿題も声かけしないと始めない
・やる気の波にムラがある
といった日々に、ため息が出てしまうことも多いはずです。
私自身、昔は全く勉強が好きではなく、やらされ感満載で机に向かっていたタイプ。だからこそ、「自分からやる子」がどんな育ち方をしているのか、とても興味があるんです。そして我が子の成長を見守る中で、「もしかして、親の関わり方にヒントがあるのかも?」と感じ始めました。
この記事では、
✅「自分から勉強する子」と「そうでない子」の違い
✅そうなるために親がしている関わり方
✅kimiさん家のちょっとリアルな現状
などを、リサーチと体験を交えながら整理してお伝えしていきます。
・「自分から勉強する子」が育つ家庭環境の共通点
・子どもに自主性を持たせる親の声かけ・習慣
・やる気の火を消さずに付き合うためのコツ
・kimiさん家の“ちょっとリアル”な実情と試行錯誤
📚よくある悩みと状況の説明

「自分から勉強しない…」よくある家庭のリアルとは?
「毎日『勉強しなさい』って言ってる気がする」
「言わないと全然やらない。つい怒ってしまう」
「結局、親がつきっきりじゃないと勉強しない」
これは多くの家庭で共通している悩みです。検索エンジンに「子ども 勉強 しない」と打ち込むと、出てくるのは同じような相談ばかり。子どもの勉強に関しては、全国のママ・パパたちが一度は頭を抱えるテーマです。
📌「勉強しなさい」が効かない現代の子どもたち
一昔前は、「勉強しなさい」がある程度効力を持っていました。しかし今の子どもたちは情報も選択肢も多く、「なぜ勉強するのか」が腑に落ちていないと、動きません。
親が「とにかく今は勉強が大事だから!」と押し切っても、本人の中に目的意識がなければ、持続するのは難しいのです。
また、以下のような悩みもよく見られます:
- 小学生になったけど宿題をやるのも一苦労
- 中学受験を控えているがやる気に波がある
- 親が言えばやるけど、自主的ではない
親が毎日言わないと勉強しないとなると、当然家庭内の空気もピリピリしてきますよね。「子どもが自分から勉強してくれたら…」そんな願いは、すべての親の共通項ともいえるでしょう。
📌「放っておけば勉強する子」はどうやって育ってるの?
一方で、周囲を見ていると
「うちは何も言ってないけど、自分でやってるよ」
という声もちらほら。そういう子どもたちは、どんな環境で育っているのでしょうか?
もちろん生まれ持った気質や性格もあります。でも実は、親の関わり方や日常の習慣にヒントがあることも多いのです。つまり、「自分から勉強する子」は、偶然ではなく環境と関わり方でつくられる要素も大きいということ。
👨👩👧👦体験談|自分から勉強するって、どういうこと?

私自身、「自分から勉強する子」には程遠いタイプでした。
やるのはテスト前の一夜漬け。小学生の頃は「宿題終わったの?」「そろそろやりなさい!」と言われてから、しぶしぶやるような子でした(笑)
だからこそ、親になった今、“自分から勉強する”ってどういうこと?そんな子、本当にいるの?”と興味津々です。
📌長女の場合:「勉強しなさい」が効かない…
わが家の長女。とにかく、やらない!動かない!
基本、こちらが声をかけなければ机に向かうことはまずありません。
「今、勉強しておいた方が後が楽だよ」
「テスト近いよ、大丈夫?」
…いろいろ言っても、響かない様子。
こちらも焦って「ちゃんとしなさい!」と強めに言うと、今度は不機嫌モードに突入。家庭の空気が重くなることもしばしばです。
彼女には、「どうせ言われるからやる」という意識があるように見えて、本当の意味で「自分から」動いているとは言いがたいな…と感じています。
📌長男の場合:必要なことはやる。でもそれ以上は…
一方で長男は、ややバランス型。
「これはやらないとマズいな」という判断は自分でしているようで、提出物やテスト対策など、最低限のラインは自分で動けるタイプです。
ただ、こちらとしてはもう一歩「自主的に」「前のめりで」やってくれたらなと思ってしまいます。
勉強=やらされるもの、というよりは、“道具として自分で活かしていくもの”という視点を持ってほしいという願いもあるのですが、なかなかそこまでは到達しません。
📌母としての葛藤と問いかけ
そんな中で、ふと立ち止まりました。
「そもそも私は、子どもにどんな学び方をしてほしいんだろう?」
「“自分から勉強する”って、成績のこと?それとも姿勢のこと?」
子どもたちの様子を見ながら、自分の中でも問いが深まっていきました。
そして、「親が毎日イライラして“やらせる”よりも、学ぶことって楽しいかも、役立つかもと感じてもらえるような環境を作る方が、よっぽど本質的なんじゃないか?」と気づいたのです。
🧠解決策とアドバイス|自分から勉強する子を育てる“親の在り方”とは?

「どうしたら子どもが自分から勉強するようになるんだろう?」
これは、方法論よりも“在り方”の部分が大きく関わっていると感じます。
子どもにとって、勉強が「やらされるもの」から「自分のためのもの」に変わるには、親の関わりがきっかけになることも少なくありません。
ここでは、実際に多くの教育本や心理学の知見を参考にしながら、“親がしていること”を5つの視点でお伝えします。
✅1.「勉強しなさい」を手放す
一番はじめにやめたのが、毎日の「勉強しなさい」という言葉。
これは意外かもしれませんが、“やらせよう”とするほど、子どもは主体性を失っていくんです。
代わりに取り入れたのが、
✔「今日はどんなことやる予定?」
✔「あ、今◯◯にハマってるんだね!」
など、行動の確認や興味への共感を含めた会話。
すると少しずつですが、子どもが「自分のこととして捉える」ようになってきました。
✅2.「勉強=目的」ではなく、「勉強=手段」として伝える
子どもは“なぜそれをやるのか”が腑に落ちないと動けません。
だから私は、「将来何になりたいの?」と聞くのではなく、
✔「この知識って、○○にも使えるかもね」
✔「この仕組み知ってたら、今後めっちゃ得するよ」
と、勉強がどう役立つのかを会話の中に自然に入れるようにしました。
「勉強=将来の選択肢を広げるツール」という意識が芽生えると、少しずつ前向きな姿勢に変化していきます。
✅3.「できたこと」に注目する習慣をつくる
どんなに小さなことでも
✔「今日10分間やってたね」
✔「計算、昨日より速くなってる!」
と、“できた”に目を向けるようにしています。
これは、「やった方が褒められる」「自分で動いたら気持ちいい」という体験を積ませるため。
結果だけを評価するのではなく、プロセスや行動の変化を見つけて言葉にしてあげることが、自主性を引き出す鍵です。
✅4.家庭に「学ぶ空気感」をつくる
我が家では、「大人も学んでる姿」を見せるようにしています。
私自身が読書をしていたり、スケジュールに「勉強時間」を入れていると、自然と「なんか今日はやろうかな…」と子どもが机に向かうことも。
「一緒に学ぶ」「家庭で学びが話題になる」環境は、子どもにとって“やらされ感”ではなく“自然な流れ”に変わる効果があると実感しています。
✅5.子どもが“興味を持てる”ポイントから入る
すべての子にとって勉強は面白くないわけではありません。
単に、「面白くなる前に嫌いになる経験」が多すぎるのです。
だからこそ、
✔ ゲームが好きなら、攻略本を通して読解力を
✔ 好きな動物がいたら、図鑑や動画で知識を広げる
といった、本人の興味から勉強につなげる“入り口”を工夫するようにしました。
その入り口さえ掴めば、自分から調べたり、学んだりする姿が見えるようになります。
このようなアプローチを通じて、我が家では少しずつですが「勉強しなさい」から解放されてきたように思います。
もちろん、完璧ではありません。でも、“勉強は本人のものである”という感覚が育つことこそ、親としての大事なゴール”なのかなと感じています。
🧾まとめ|“自分から勉強する子”は、関わり方で育つ
「自分から勉強する子」を育てることは、特別な才能や遺伝の話ではありません。
子どもたちは、それぞれに学ぶ力を持っていて、親の関わり方や環境次第でその芽をグンと伸ばすことができるのだと、私自身も日々の試行錯誤を通じて感じています。
🔑この記事のポイントまとめ
- 「勉強しなさい」は逆効果。やる気を奪う原因に
- 「何のために学ぶのか?」を一緒に考える
- 行動や努力のプロセスをこまめに認める
- 家庭の中に“学ぶ空気感”をつくる
- 興味や好きなことから「勉強」に自然につなげる
完璧な子どもなんていませんし、完璧な親もいません。
ただ、「自分で学ぼうとする力」は、親の“支配”ではなく“応援”の姿勢から育つものだと私も学びました。
💬読者へのメッセージ
私もいまだに「今日もやってない…」とため息をつくことがあります(笑)
でも、子どもたちはちゃんと成長していて、ほんの少しずつ、自分で考え、自分で決める力をつけていると信じています。
子どもが自分から動き出すために、必要なのは「命令」ではなく「信頼」なのかもしれません。
それを日々、自分に言い聞かせながら、私も親として学び続けています。

子育ては本当に奥が深いですね。
この記事が、あなたの毎日に少しでもヒントや安心を届けられたら嬉しいです😊