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中学生が部活に入らないのはアリ?習い事との両立で見えた今どきの選択

中学生
mama
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うちの子帰宅部にするって帰って来たんです。部活しないで中学校生活大丈夫かしら・・・

kimi
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はいはい、わが子も双子の娘の方は帰宅部を決めて帰ってきました!息子はバレー部に入ったのですが、話を聞いているとそれぞれ思いがあるのかなと感じました。ここでは部活動に対しての考え方の変化等も記事しておりますので読んでみてください!

「え?部活に入らないの?」

中学生活が始まったばかりの春、そんな驚きと戸惑いの声を親の立場でつい漏らしてしまった方、きっと少なくないのではないでしょうか。

部活動といえば、「中学生=何かしらの部活に所属するのが当たり前」とされてきた、私たち親世代の“常識”。放課後に仲間と汗を流し、厳しい先輩や先生との上下関係の中で社会性を学び、三年間を部活に捧げる――そんなイメージが根強く残っています。

けれど最近の中学生たちは、その「当たり前」から少しずつ距離を取り始めています。部活には入らず、自分がやりたいことを外部の習い事で伸ばす子どもたち。親としては「これでいいのかな?」と一抹の不安を抱くこともあるかもしれません。

私自身、中学1年生になった双子の子どもたちが、片方はすぐに部活へ入り、もう片方は“入らない”という選択をしたとき、正直、少し驚きました。でもそれぞれに自分のやりたい習い事があり、それを通じて伸び伸びと自分らしく成長している姿を見て、「これはこれでいいのかもしれない」と感じ始めています。

本記事では、
「中学生になったのに部活に入らないってどうなの?」
「外部の習い事を優先するってアリ?」
そんな不安や疑問に寄り添いながら、現代の子どもたちの多様な選択肢について、一緒に考えてみたいと思います。

見出し

・中学生が部活に入らない理由とその背景

・習い事や外部活動を優先する子どもたちの現状

・親世代との価値観の違いにどう向き合うか

・実際の体験談から見る、部活に入らない選択のリアル

・「部活に入らない=成長の機会を失う」ではないという考え方

・子どもが自分で選ぶために、親ができるサポートとは

「中学生なのに部活に入らないなんて大丈夫?」という不安

中学生活のスタートとともに、多くの家庭で話題になるのが**「どの部活に入るか」問題**です。部活動は、友人関係や学校生活における居場所づくり、社会性の獲得、達成感の醸成など、子どもの成長にさまざまな影響を与えるものとして長年位置づけられてきました。

そのため、「うちの子、部活に入らないって言ってて…」と聞くと、

  • 「友達できるかな?」
  • 「怠け癖がつかないかな?」
  • 「将来、内申書とかに響くのでは?」
    など、親の頭には心配ごとが次々と浮かびます。

特に、「中学生 部活 入らない 習い事」というキーワードで検索される方は、

  • 他の子はどうしているの?
  • 習い事との両立って現実的?
  • 入らなかったことで後悔するのでは?
    といった視点で、正解を探している最中かもしれません。

昔と違う!現代の「部活動」の現実

現在の中学校では、以下のような背景から**“部活に入らない”という選択**が増えています。

  • 教員の働き方改革によって、部活動の時間が大幅に短縮。熱中できるほどの活動時間が確保されていない
  • 外部のクラブチームや民間スクールのほうが専門的で魅力的な活動ができる場合が多い
  • 土日も練習がある部活動より、柔軟に選べる習い事の方が家庭のペースに合う
  • 精神的・身体的な負担を避けたいという子ども自身の希望

また、部活動でのいじめや上下関係のトラブルが不安で「入りたくない」と考える子も少なくありません。

つまり今の中学生たちは、“惰性で何かに所属する”ことよりも“自分のやりたいことを自分で選ぶ”という価値観で動いているのです。

双子の中学1年生、それぞれの選択

私には中学1年生の双子の子どもがいます。

入学してすぐ、どちらも部活動の体験には参加したのですが、最終的に一人はすぐに部活へ入り、もう一人は「入らない」という選択をしました。

その理由はとてもシンプルでした。
「自分のやりたいことが、部活にはなかったから」

入らなかった子の方は、以前から続けている習い事(スポーツ系)を大切にしていて、その活動にしっかり時間をかけたいという思いがあったようです。また、土日も朝から晩まで拘束される部活より、自分のペースで取り組める習い事の方が合っていると感じていたようです。

一方で、部活に入った子のほうは、新しい環境で仲間を作りたかったようで、「やってみたかった部活が学校にあった!」と楽しそうに活動を始めました。

最初は私も、「部活に入らなくて本当にいいの?」と正直少しモヤモヤしました。
私たちの時代は、部活に入らないなんて“ありえない”という空気がありましたし、「部活で学ぶことがたくさんある」と思っていたからです。

でも今は、部活に入った子も、入らなかった子も、それぞれに自分のやりたいことを持ち、自分で決めている。その姿勢そのものに成長を感じています。

実際に、部活に入っていない子も、習い事を通じて社会性を育んだり、目標を持って努力したり、ちゃんと学びを得ています。

「どちらが正しいか」ではなく、「その子に合っているかどうか」が大事なんだと、日々実感しています。

「部活に入らない」という選択をどう支えるか

子どもが「部活に入らない」と言ったとき、親としてはどう対応すべきなのでしょうか?ポイントは次の3つです。


①「部活に入らない=問題」ではないと捉え直す

まず大前提として、部活に入らないことは悪いことではありません
かつてのように「みんなが入るのが普通」「内申に響く」などといった時代の価値観を押しつけてしまうと、子どもは自分の判断に自信を失ってしまいます。

最近では文部科学省や教育現場でも、「多様な学び方・成長の形」を認める動きが進んでいます。
“部活動”は、子どもの成長手段の一つであって、すべてではないという視点が大切です。


②「習い事」で学べる力を信じる

外部の習い事も、部活と同じように――

  • 仲間と協力する力
  • 継続する力
  • 目標に向かって努力する力

といった社会性や自己成長を育むことができます。むしろ専門的な指導を受けられるぶん、質の高い経験ができることもあります。

子どもが「これがやりたい」と思っていることを肯定し、信じて見守ることが、何よりのサポートになります。


③“目的”があるなら「入らない」も立派な選択

ただし、「なんとなく面倒だから」「何もしたくないから」という理由だけで部活も習い事もやらない場合には、少し注意が必要です。

そんなときは、「何か一つ、自分でチャレンジしてみることはあるかな?」と、子どもの意志と向き合う対話をしていきましょう。

重要なのは、本人が「納得して」「選んでいる」かどうか
部活でも習い事でも、目的意識を持って取り組むことが、何より成長につながるのです。

まとめ

それぞれの“やりたい”を尊重する時代へ

かつては「みんなが入っているから」と自然に流れていた部活動。
でも今の子どもたちは、自分の気持ちに正直で、選択に対してとても主体的です。
「部活に入らない」という決断は、逃げでも甘えでもなく、ひとつの立派な選択肢

親としては不安になることもありますが、私たちができるのは、
子どもが「自分で考え、自分で決める力」を育てるサポートをすること。
そして、それがたとえ自分の時代の常識とは違っても、
「その子の今」と「これから」を信じて見守ること
だと思います。

kimi
kimi

今、あなたのお子さんが「部活に入らない」と言っていたとしても、
それは「何もしない」ではなく、「別のフィールドで輝く準備」をしているのかもしれません。

どうかその一歩を、温かく応援してあげてください。

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