こんな悩みありませんか?

「習い事、周りの子がいろいろやってるけど、うちは何もしてなくて不安…」

「逆に、やらせすぎ?子どもがしんどくなってないか心配…」

私も…実は両方経験しました!
うちの双子(娘と息子)は、体操・ピアノ・野球・スイミング・プログラミング・塾・空手…いろいろやってきました。でも、全部がうまくいったわけじゃなく、辞めたものもありますし、悩んだことも山ほどあります。
「〇〇くんは毎日ピアノにスイミング、プログラミングもしてるらしいよ」
「え、うちは何もしてないけど…大丈夫なのかな」
幼稚園や小学校で、つい耳に入る“習い事事情”。
周囲の子が習い事をたくさんしていると、「何か始めたほうがいいのかな」と焦る気持ちになったり、逆にやりすぎていないか不安になったり…。
私自身も、子どもたちの習い事について悩み、失敗もし、たくさん学びました。
この記事では、「習い事をしている子・していない子」の違いについて、私自身の経験を交えながら、親としてどう捉えたらよいかを整理してみました。
「今のままでいいのか不安」
「みんなどうしてるの?」
そんなモヤモヤを抱えるあなたのヒントになればうれしいです。
・習い事をしている子・していない子のよくある状況と親の悩み
・私の子どもたちの体験談(やってよかったこと・やめた理由)
・習い事に振り回されない親の視点の持ち方
・子どもにとって本当に大切な「習い事」の意味
🔍「習い事してる子」と「してない子」で親が気になってしまうこと

最近は、年中・年長の時点で複数の習い事をしている子も多く、ピアノ・スイミング・英語・プログラミングなど、まるで小さな「タイムマネジメント達人」のようなスケジュールをこなしている子もいます。一方で、自由に公園で遊んだり、家族とゆっくり過ごすことを大事にしている家庭もあります。
その中で、親がよく感じる悩みはこんなものです。
💭よくある保護者の声
- 「周りはみんな何かやってるのに、うちは何もしてない。差がつかないか不安」
- 「習い事が多すぎて、子どもが疲れているように見える。これでいいのか…」
- 「子どもがやりたがらないからさせていないけど、親としてこれでいいの?」
- 「将来、やっておけばよかったと後悔しないか心配」
📊よく検索されるキーワードも
- 習い事 してない 子 かわいそう
- 習い事 してない 不安
- 習い事 してる 子 してない 子 違い
- 習い事 しない メリット
- 習い事 やりすぎ
これらのキーワードに表れているのは、「何もしないのは遅れになるのでは」「逆に、やらせすぎていないか」という親の“揺れる気持ち”です。
⚖️比べてしまう「学び」の価値
たとえば、英語を小さいうちからやっておくとリスニング力が伸びると言われます。一方で、「遊びこそが最大の学び」「家庭の会話が子どもの土台になる」という声も根強い。どちらも正しい情報のようで、結局どの方向が「正解」なのかがわからなくなってしまうのです。
📝やってみてよかったこと、悩んだこと、そしてわかったこと (kimiさん談)

私の双子(娘と息子)は年長のころからいくつかの習い事を始めました。全部を同時にではありませんが、体操教室・ピアノ・野球・スイミング・プログラミング・塾・空手と、本当にいろんなことを経験してきました。

🔄全部がうまくいったわけじゃない
体操は「身体を動かすのが楽しい!」と始めたけれど、思った以上に基礎練習が地道で、数ヶ月でやめることに。
ピアノは先生との相性もよく、家での練習は親も付き合いながら、しばらく続けました。
そして一番長く続いたのは野球。なんと6年間!これは親(父親)が「運動習慣もつくし、仲間と協力することを学べるから」と提案し、本人たちも「やってみたい!」と始めたものでした。
とはいえ、毎週末の試合や早朝練習に、親子ともにぐったりしたことも何度もありましたし途中自宅での自主練に夫が熱を入れすぎて本人たちのやる気・・・というより歯車が合わなくなって苦痛に感じていた時期もあったようでした。でも仲間たちとの時間は良い時間で野球をやってきた期間は良い時間になったと親子共々思っています。
🧠プログラミングや塾は「本人の希望」で
小学生になってからは、息子が「ゲームを作りたい!」と言い出し、プログラミング教室に通いました。これはすごく集中して取り組んでいて、「子どもの“やってみたい”って、本物だな」と感じた瞬間でした。4年ほど通い一番上のランクまで到達し中学に上がるタイミングで辞めました。
塾については、本人たちの意向で入塾させました。私自身が塾には通っていなかったので、「え?塾行きたいの?!」と勉強がしたいと思う息子たちにビックリしてしまいましたww
🤔悩みながら親が学んだこと
いくつかの習い事は、始めては辞めてを繰り返しました。正直、「これって意味があったのかな」と悩む時期もありました。
でも、今振り返ると、「やってみた」こと自体に大きな意味があったと感じています。
子どもたちは、自分に合う・合わないを体験の中で学び、親である私も、「やらせすぎると苦しくなる」「子どもの本音を聞くことの大切さ」に何度も気づかされました。
🔑習い事で大切なのは「正解を探すこと」ではない

習い事をめぐる悩みは、突き詰めると「周りと比べること」から始まることがほとんどです。
でも、子どもも家庭も一つひとつ違うのだから、「この習い事が正解」というものはありません。
では、親としてどう考え、どう選んでいけばいいのでしょうか?
✅親が持っておきたい3つの視点
①「何のためにやるのか」を言葉にする
スイミングなら「体力をつけたい」、ピアノなら「集中力を養いたい」など、目的をはっきりさせることで、ブレずに判断しやすくなります。
目的がないまま「みんなやってるから」で始めると、途中で子どもが嫌になったときに、親もどうすればいいかわからなくなります。
②子どもが「やってみたい」と言ったら試す価値あり
子どもの「やってみたい」は、小さな自己決定の第一歩です。
もちろん全てが長続きするわけではないですが、一度やってみる→合わなかった→やめるという経験も大切な学びになります。
「続けないと意味がない」という思い込みは、必要ありません。
③「していない=劣っている」ではない
習い事をしていない時期も、子どもは日常の中でたくさんの学びをしています。
遊びの中で想像力や対人関係を育んだり、家族との関わりで心の安定を得たり、“やってない時間”にも価値があるという視点を持つことが大切です。
💡我が家で意識したポイント
- 「今この子にとって何が必要?」という問いを常に持つ
- やめるときは「やめてよかった」と言える理由を見つける
- 子どもの“今”をしっかり観察して決める
習い事はあくまで「手段」であり、子どもの成長や自信、世界を広げる“きっかけ”になれば十分。
全部やらせなくても、やりすぎなくても、大丈夫です。
まとめ
子どもの習い事については、「やらせた方がいいの?」「しないと遅れる?」「逆に、やらせすぎてない?」と、親として心が揺れる瞬間がたくさんあります。
でも、どの選択にも“正解”はなく、あるのは「その子にとって合っているかどうか」だけ。
我が家も、たくさんの習い事を経験し、やめたり続けたりを繰り返してきました。振り返ればそれら一つひとつが、子ども自身の「合う・合わない」を知るきっかけになっていたと思います。
習い事をしていなくても、その分だけ家族で過ごす時間や、自由な遊びから得られる学びもあります。
している子・していない子の違いを、「差」ではなく「個性」として捉えることが、子どもの可能性を広げる第一歩になるのではないでしょうか。

「習い事をしていないうちの子、ダメなのかな…」
「あれもこれもやらせて、無理させてるかも…」
そんなふうに思ってしまう日も、あるかもしれません。
でも、大丈夫です。子どもはちゃんと、自分のペースで育っています。
あなたの「この子にとって何が大事か」を考えるその姿勢こそが、最大のサポートです。
焦らず、一歩ずつ。その子だけの「経験」を一緒に作っていきましょうね。