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【思春期 子育て やめたい】限界を感じたときに読んでほしい、心が軽くなるヒント

中学生
kimi
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子どもが思春期に入り始めると、親子関係のバランスがガラリと変わります。
小さかった頃は「ママ〜!」と甘えてきたのに、最近では口を開けば反抗的な言葉ばかり…。目も合わせてくれない、会話も減った、LINEの返信すらそっけない。

「思春期の子育て、もう限界…」
「正直、子育てやめたいって思ってしまう」
そんなふうに思ったことはありませんか?

思春期の子どもを持つ親なら、誰でも一度はぶつかるこの壁。責めたくなる気持ち、無力感、イライラ、そして自己嫌悪…。
でも、それは決して「ダメな親」だからではありません。思春期は子どもにとっても親にとっても、“親離れ・子離れ”のための大きな通過点なのです。この記事では、
✔ 思春期の子育てで「やめたい」と思ってしまう親の本音
✔ 我が家の体験談
✔ 気持ちの持ち方や乗り越え方のヒント

をお届けします。
「こんな気持ち、自分だけじゃなかった」と、少しでも心が軽くなりますように。

この記事でわかること

・思春期の子育てでよくある悩みとその背景

・「もうやめたい…」と思ってしまう親の心の状態とは

・筆者(kimiさん)のリアルな体験談

・思春期の子育てを乗り越えるための具体的なヒントと考え方

・親自身の心を守るセルフケアの大切さ

思春期の子育て、「もうやめたい…」と思う瞬間とは?

1. 反抗・無視・逆ギレ…会話すら成立しない日々

思春期に入ると、子どもは精神的な自立を求め始め、親との距離を取るようになります。
それは発達上とても自然なプロセスとはいえ、突然口数が減り、親の話を無視するようになり、ちょっとした注意にも「うるさい!」と反発されると、親の心はズタズタです。

「この子は、私のことを嫌っているのかもしれない…」
「何を言っても反応が薄くて、育てている実感が持てない」
そんな寂しさや無力感が積み重なると、「もう、子育てやめたい」という気持ちがよぎるのも無理はありません。


2. 学校・SNS・スマホ…親の知らない世界で生きる子どもたち

小学生の頃までは全てを親が把握できていたのに、思春期になると急に“見えない部分”が増えてきます。
SNSで誰とつながっているのか?スマホで何を見ているのか?
子どもは秘密を持ち、親は口出ししづらくなっていく…。

「何を考えているのか、まったくわからない」
「トラブルに巻き込まれていないか不安なのに、聞いても教えてくれない」

そんな“コントロールできない不安”も、親のストレスを大きくします。


3. 感情のぶつかり合いで、自己嫌悪に陥る親たち

思春期の子どもはとにかく感情の起伏が激しく、何気ないひと言でスイッチが入ることも。
つい感情的に怒鳴ってしまったり、「どうしてこんな子に育ったんだろう」と思ってしまったり…。

あとで自己嫌悪に襲われ、「母親失格だ」「向いていない」「子育て向いてない」と自分を責めてしまう方も少なくありません。


こうした感情の揺れと葛藤の中で、多くの親が密かに「思春期の子育て、やめたい」と思ってしまうのです。

体験談:母になって12年、思春期の入り口に立って感じること

私自身、今まさに我が子が“思春期の入り口”にさしかかろうとしている段階です。
母親として12年やってきた中で、ふと「もう無理かも…」と肩の力が抜けてしまう日もありました。

日々のご飯づくり、習い事の送迎、学校行事、兄弟げんかの仲裁、スマホとの距離の取り方…
理屈じゃなくて、“人間関係”として疲れるんですよね。


「母親である前に、一人の人間として限界を感じる瞬間がある」

もちろん、子どもが大好きです。成長を見守ることに喜びも感じます。
でも、24時間365日“母親”でい続けることは、想像以上に精神力を削られるもの。

ある日、いつものように何気なく「今日はどうだった?」と聞いただけで「うるさい、関係ないやん!」と返されたとき。
一瞬、心のどこかでスイッチが切れそうになる感覚を覚えました。

「こっちだって、そんなに干渉したいわけじゃない」
「ただ、あなたが元気か知りたかっただけなのに」

そんな気持ちが通じないもどかしさに、胸がぎゅっと締め付けられました。


先輩ママたちのリアルな声:「登場するだけでトラブルになる…」

先輩ママたちと話していても、よく聞くのはこんな言葉です。

「もうね、話しかけたら負け」
「部屋のドア開けただけで『何!?』って怒鳴られるよ」
「登場するだけでトラブルになるから、家の中で忍者みたいに暮らしてる(笑)」

まるで一触即発。地雷原の中を手探りで歩くような毎日だと話す方も少なくありません。
そんな彼女たちの目には、ほんの少しの「諦め」と、でもそれ以上に「見守る覚悟」が滲んでいました。


子どもの成長過程であり、必要な自立の一歩だとわかってはいる。
でもその過程に付き合う親の心が、時に大きくすり減ってしまうのも事実です。

解決策・アドバイス:思春期の子育てを乗り越えるために親ができること

1. 「反応」ではなく「反映」する

思春期の子どもが放つトゲのある言葉や態度。
それに対して、私たち親が毎回反応していたら、疲弊する一方です。

でも、そこで「反応」ではなく「反映」する、という視点を持つと心が少し楽になります。
つまり「この子は今、こんなふうに自分の感情を処理してるんだな」と、まるで鏡のように受け止めるだけにとどめること。感情をぶつけ合うのではなく、「感情を映す」ような関わり方にシフトするのです。


2. 親の「役割」から「存在」へ

思春期になると、親の“指示”や“アドバイス”は子どもに届きづらくなります。
ここで大切なのは、親としての「役割」=管理・指導の立場から、ただ「そばにいる存在」へとスタンスを変えること。

何かを言うより、“何も言わずにそばにいる”。
この「距離の取り方」が、思春期の親子関係においてはとても大切です。


3. 「聞く」より「聴く」

子どもの話を「聞こう」とすると、つい質問攻めにしてしまいがちです。
でも、思春期の子にとっては「聞かれる」ことより「聴いてもらえる」ことのほうが、ずっと安心感になります。

・口を挟まず、ただ「ふんふん」と頷く
・タイミングを見て、「それでどうしたの?」と促す

この“余白のある聴き方”が、思春期の子どもにとっては信頼の土台になります。


4. 自分のケアを最優先に

「子育てやめたい」と思うほど心が疲れているとき、真っ先に必要なのは“自分のケア”です。

・一人でカフェに行く
・気の置けない友人と話す
・誰かに弱音を吐く
・プロのカウンセラーに話す

「子ども優先」になりすぎて、自分の感情を後回しにしてしまう親がとても多いですが、自分を癒すことは決してワガママではありません。むしろ、健全な親子関係には不可欠です。


5. 「いま」を永遠だと思わない

思春期の嵐は、必ず通り過ぎます。
「今はこんな時期なんだ」と、自分に何度でも言い聞かせてください。

何もかもがうまくいかないと感じるときは、日記でもメモでもいいので、つらかった感情を書き出しておくのもおすすめです。
書くことで、自分を俯瞰し、思考と感情が整理され、少しずつ立て直す力が湧いてきます。

まとめ:あなたは“ちゃんと頑張っている”

思春期の子育ては、ある意味で“子育て第二章”の始まりです。
可愛かったあの子が、突然よそよそしくなり、言葉が刺のように突き刺さる日々。
「もう限界…」「やめたい…」そう思う自分に、罪悪感を覚えていませんか?

でも、安心してください。
それは“ちゃんと向き合っている証拠”です。
逃げずに子どもとぶつかり、悩み、揺れながらも一生懸命母親・父親を続けているあなたは、すでに十分がんばっています。

kimi
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子育ては、「愛してる」だけじゃうまくいかない日もあります。
特に思春期の子どもは、自立するためにわざと突き放すような態度を取ることもあります。

そんなとき、あなた自身の心を守ることを忘れないでください。
ひとりで抱えこまず、時には周囲に頼っていいのです。
「母親として」だけではなく、「一人の人間として」のあなたも、大切にしていい。

嵐のようなこの時期も、やがて過ぎ去ります。
そのとき、「あの時踏ん張ってよかった」と思える日が、きっときます。

どうか今は、あなたの気持ちに寄り添い、心に少しでも余白を作ってあげてください。
この記事がそのきっかけになれば、嬉しいです。

kimiさんも一緒に歩きます^^

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