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サカナクション山口一郎さんの言葉から考える、 うつ病と向き合う新しい自分。のはなし

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こんにちは!kimiさんです。J-ROCKのサカナクションはご存じですか?私は大ファンで、いつも当社の看護部長の髙木さんと毎回LIVEに行っています。先日も復活ライブ「turn」に行き感無量の時間を過ごしました。ボーカルの山口一郎さんの素晴らしいクリエイターの裏側には、苦悩も多く、うつ病を発症されます。しかしうつ病と向き合う中で見えたものをしっかりと自分のものに変えまた素晴らしい作品を生み出しています。そんな山口一郎さんの言葉がとても印象的だったので紹介します。

サカナクションのボーカル、山口一郎さんがうつ病を公表されたことは、ファンに限らず、多くの人々に衝撃を与えました。そして、山口さんが語った「元に戻る」のではなく「新しい自分」になるというメッセージは、うつ病と向き合う人々にとって新しい言葉だと思います。

精神科訪問看護師として、私も多くのうつ病患者さんと接してきました。皆さん、口々に「前の自分に戻りたい」と語ります。しかし、時間が経つにつれて「前の自分」がどんなだったのか曖昧になり、不安が募っていくことも、「いつになったら治るのか」と焦る方々も少なくありません。

しかし、山口一郎さんの言葉は、そのような考え方に一石を投じていると考えます。

「前の自分」に固執するのではなく今の自分を受け入れ、そこから新しい自分を見つけていくことが大切なのだと教えてくれます。

うつ病は、自分自身と深く向き合い、新たな価値観や生き方を見つけるチャンスでもあります。

山口さんは、

「うつ病の自分を受け入れる。その習慣が新しい自分を生み出し、新しい音楽を作り、それをメンバーやスタッフがいいねと言ってくれたらやればいい」

と語っています。

私も訪問看護師として、患者さんが「うつ病と寄り添い、乗りこなして生きていく覚悟」を持つことができるよう、サポートしていきたいと考えています。山口さんの言葉は、うつ病患者さんだけでなく、すべての人にとって、大切なヒントを与えてくれたのではないかと思っています。

以下、山口さんの言葉から考える、うつ病と向き合うためのポイントをいくつかご紹介します。

「前の自分」に固執しない: うつ病によって、以前のようにできていたことができなくなることはあります。しかし、それは決して悪いことではありません。今の自分を受け入れ、そこから新しい自分を見つけていきましょう。

「うつ病の自分」を受け入れる: うつ病は、決して恥ずべきことではありません。多くの人が経験する心の病気です。自分の状態を受け入れ、自分を責めないことが大切です。

小さなことから始めてみる: 完璧を目指す必要はありません。まずは、小さなことから始めてみましょう。達成感を得ることで、自信につながります。

周囲の人に支えてもらう: うつ病と一人で向き合う必要はありません。家族や友人、医療従事者など、周囲の人に支えてもらいましょう。

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山口一郎さんの言葉や音楽が、誰かに届くよう、そして誰かの心が安心したり明るくなったり、希望に満ちたり前に進むきっかけになったり、したらいいなと思っています。

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